2019年12月18日 更新

笑顔で語る、女性として土木の世界でいきる覚悟

菅井さん 2019年4月入社

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-日本海工に入社したきっかけを簡単に教えてください

(菅井)高校で土木系の勉強をしていました。
土木系の仕事がしたいという気持ちが強く、高校2年生の時に、日本海工でインターンとしてお世話になり、すごく雰囲気のいい会社だなと思ったのが入社するきっかけです。
そのままお世話になっています。


-高校から土木を勉強とのことですが、女性で希望する方が少ない学科のように思いますが、何か理由があるのですか

(菅井)確かに女の子は少なかったです。
高校は建築・土木クラス合わせて80人のところ、女の子は20人でしたし、進路が分かれてからの土木クラスはたったの5人でした。

私の父が建築の仕事をしていまして、小さい頃から父と一緒に働きたいと思っていました。
それで、高校は建築系の勉強ができる高校に進みました。
ただ、私は長い時間机に向かうのが苦手で…建築系で勉強する製図など細々した作業を黙々と続けるより体を動かす方が好きだったので、現場で作業する土木を選択したんです。
とはいえ、現実的に女の子が土木の領域で働くのは難しく、募集もほとんどありませんでした。実際、土木関係で働いている同性の同級生は私だけです。

-日本海工に入って、女性が働くには困ることなどはありませんでしたか

(菅井)私も驚きましたが改善してほしいことは全くなかったです。
入社して半年以上を過ぎましたが、今でも「入ってよかった!」と思っています。
 (21)

-かなりの年齢差のある方が多い職場ですが、人間関係は?

(菅井)私にとっておじいちゃんクラスの方もかなりいらっしゃいますね。
私は話すことが大好きなので、とにかくちょっとしたことでも声をかけまくりました。
挨拶をきっかけに私を知ってもらって…そうしているうちに向こうからも話しかけてくれるようになりました。
今では、これまでの仕事の話や体験談を面白おかしく話してくださるのを聞くのが楽しみになっています。


-どの世代の方とも仲良くなれるというのは、菅井さんのいいところの一つですね

(菅井)私のおじさんが日本料理のお店をしていまして、小さい頃からそこが私の遊び場でした。
いらっしゃるお客様は年齢が高めの方が多かったので年齢の高い男性に慣れているのかもしれません。
そして、父からの教えに『女は愛嬌』、『挨拶は基本』、『苦しい時こそ笑え』、『報連相はきっちり』というのがありました。
他にも、『当たり前のことをちゃんとやれ』とか『人間として恥ずかしくないことをしろ』とか。
この教えは今、本当に活かされて社会人生活を過ごしている気がします。


-素晴らしい教えですね。菅井さんにとって心強い味方がいらっしゃるのも支えになっていますか?

(菅井)はい!私にとって家族はとても心強い味方です。
就職をはじめ、日本海工に入ってからもいろいろ悩んだこともあります。
ですが、そのたびに、私が「なぜ日本海工に入りたいと思ったのか」を思い出させてくれるようなアドバイスをくれます。
そして、私が決めたことを応援してくれます。
  工事責任者と

工事責任者と

-改めて、菅井さんがなぜ日本海工を選んだか、実際に今はどんなお仕事をしているのか今度は、詳しく教えてください

(菅井)私は小さい頃に病気がありまして、思うように体を動かすことができずにいました。
その後、手術をして元気になりましたが、当時、家族は私のためにいろいろなことをしてくれました。
その時の反動で体を動かしたくて仕方ないというのもあるんですが(笑)。何より『人のためになれる人になりたい』と思っていました。
ただ、それは漠然とした想いだけで、どうすればいいのか具体的な方法や仕事はわかりませんでした。
ですが、日本海工のインターンに来た時に、日本海工で行っている仕事が『人のためになる仕事』だと強く感じました。
そして、『地図に残る仕事』を、働いている皆さんそれぞれが誇りを持ってされていると感じました。
「これだっ!」と思いました。
漠然としていたことがやっと形になったんです!
それで、絶対に日本海工で働きたいと思いました。

でも実際入社すると、とにかく覚えることがいっぱいなので、毎日勉強の日々です。
やっと船に入ってくる材料を記録する材料検収の仕事をだいぶ任せてもらえるようになりました。他にも最近は、船と船をロープでつなぐ仕事を教えていただいたり。

前回の海上工事は、2500本の杭を打設しました。進捗図に曜日ごとに打ち終わった杭の色付けしていくんですが、全部埋まった時はものすごく嬉しかったです。
しかも無事故無災害だったんです!
その時の感動があるので、もっともっといろんなことができるようになりたいです。
 作業船のオペレーター室にて

 作業船のオペレーター室にて

-とても楽しそうにお仕事のお話しされますね。
 では、辛かったことなどはありましたか?


(菅井)最初の方は船に乗ると船酔いしていました(笑)
でも、今ではお昼ご飯も平気で食べることができるようになりました!

あとは、辛いというわけではなくて…悔しいと感じたのが、私はやはり女性だということです。
他の皆さんに比べると力がないですし、どうしても出来ない力仕事があります。
でも、そこで意地を張っても仕方ないので、試しにやってみて、できなかったら他の方に頼むようにしています。


-なるほど。菅井さんのような柔軟性が仕事を楽しくする秘訣なんですね。
 これから日本海工を含め土木の仕事を目指す女性にアドバイスはありますか?


(菅井)この仕事に携わりたいのであれば、「覚悟」が必要だと思います。
この仕事が本当に「やりたい」のか「やりたくない」のか見極めて欲しいです。
私は初めてこちらでお世話になった時、日本海工には『人と人との和』があると感じました。
仕事自体は決して楽な仕事ではありません。
でも、先輩も後輩もみんなが笑顔で分け隔てなく会話をして、そして、そこから生まれる信頼で仕事をしていると感じました。
だから、私は「やりたい」と思ったんです。

ですから、この仕事を希望するのであれば、「やりたい」理由をなんとなくで終わらせず、
「やりたい」理由で自分自身を納得させられるかを考えてみてください。


-これからもいろいろな現場でいろいろな体験をしていってくださいね!
 インタビューさせていただきありがとうございました。
 作業船船長と

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