2020年6月10日 更新

安心して暮らせる陸地を作る、それが自分たちの仕事

宇田さん(工事課長) 1984年4月入社

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-日本海工に入社されたきっかけを教えてください

(宇田)工業高校に在学中に求人票が学校に来ていたことと、先輩にもどうだと誘われましたので、特に迷うこともなく卒業と同時に入社しました。
入社以降ずっと地盤改良を専門に仕事をしています。


-高校では地盤改良の勉強をされていたのですか?

(宇田)いいえ、全くしていませんでした。
ですので、入社後はすぐに船に乗り実地で学びました。
私が入社した頃はバブルの真っただ中で、とにかく埋め立ての仕事がたくさんありました。
おかげでとてもたくさんの現場で経験を積むことができましたね。


-海の地盤改良というお仕事を簡単に説明するとどんなお仕事ですか?

(宇田)海の中のヘドロ層(泥状の層)は地盤を支える強度がありません。
ですので、ヘドロ層を日本海工の技術を使って砂層に変えることで、海上に空港や住宅地など人々が安心して利用できるだけの強度が保たれた陸地を作ります。
建物ではなく陸地そのものを作る仕事ですので、縁の下の力持ち的な仕事ですね。


-なかなかスポットライトを浴びないお仕事ですが、「やりがい」はどこにありますか?

(宇田)自分達が携わった場所、例えば空港などを自分が利用する時、自分と同じようにたくさんの人たちが利用しているところを見ると、嬉しいです。
自分の仕事が人の役に立っているという実感ですかね。
あとは、船に乗っている仲間たちは私にとって家族みたいなもので、その家族と一つの仕事をやり遂げるというのもやりがいになっています。
 (74)

-確かに気の置けない仲間という感じですね。
 その仲間と経験したお仕事で、強く印象に残っているお仕事があれば教えてください。

(宇田)1つは、羽田空港の地盤を作った時です。
空港として利用しながらの工事でしたので、24時間稼働していました。
空港が使われている間は新たなエリアを、空港が使われていない間は利用エリアを工事していましたので、作業船の移動だけでも大変でした。

もう1つは、広島の呉地区での大規模工事です。
これは日本海工が中心になって行った工事で、4隻の作業船が工事にあったっていました。
また、当時は瀬戸内海等の海砂を使っていましたが、現在は海砂が取れなくなっていますので、山砂を使うことが多くなっています。
35年以上この仕事を続けていると、こういう少しずつ変わっていくことが実は印象深かったりします。
 (海上なので大きさ比較ができませんが、大体50mプー...

 (海上なので大きさ比較ができませんが、大体50mプールが夜中移動するイメージです。)

-35年で変わらないこともありますか?

(宇田)この仕事は天候に左右される、という点は全く変わりませんね。
台風が来る前に避難して、台風が去ったらまた戻って。
自然と上手に付き合いながら、私たちが立てた計画を繰り返し修正して完成させるということもこの仕事の醍醐味だと思います。


-宇田さんにとってこの作業船はどんな場所ですか?

(宇田)前にも言いましたが、皆家族みたいなものですから、一緒に生活しても気になりません。
昔は4人部屋でしたが、今は個室ですし、食事も美味しい!
通勤の必要もありませんので、実は私にとっては快適だったりします。
家とは違うもう一つの自分の城みたいな感じです。


-確かに食事は美味しかったです!
 船での生活をどのようなものにするかは自分次第ということですね。
 インタビューさせていただきありがとうございました。
 (インタビューの日のお昼はカツカレーとサラダでした。)

 (インタビューの日のお昼はカツカレーとサラダでした。)

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