2020年12月18日 更新

「何もない」を目指す、縁の下の力持ちでありたい。

井村さん(機関長) 2016年2月入社

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-日本海工に入社されたきっかけを教えてください。

(井村)農業の勉強を大学でし、その後ワーキングホリデーでニュージーランドへ1年行きました。
帰国後、農業に携わる仕事がしたくて農機メーカーに入社し、そこで整備などをゼロから学び、気づけばエンジンなど機械にのめりこんでいました。
5年ほどして、関西の農機の販売会社に転職し、個人・法人・組合・工場などいろいろな場所で使われている機械のメンテナンスを7年間し、日本海工に機械整備として入社しました。


-陸から海へ、しかも農業とは程遠い仕事だと思いますが。
 しかも農業用機械に比べると船は格段に大きいですよね?

(井村)確かに!
農業に興味がなくなったわけではありませんが、それ以上に機械に触ることにハマってしまって。
とはいえ、日本海工に入社してすぐは、再びゼロスタートでした。
当時の機関長に2~3ヶ月の間マンツーマンで付きっ切りで指導していただきました。
実地だけではなく、ホワイトボードなどを使った、まさに学校の授業みたいでした。
私自身もその日習ったことは、その日の晩に再度ノートにまとめるというのを繰り返していましたしね。
その後、第80光号の前機関長に再びマンツーマンで指導を受けました。
お二人に教えていただいたことはメモに書いて、常に持ち歩いています。
また、自分自身が経験したことも追加していっています。
他の船に大先輩がいらっしゃいますので、困った時に聞くことができることはとてもありがたいです。
 (ノートは左の胸ポケットに常に入れ、また常に書き足し...

 (ノートは左の胸ポケットに常に入れ、また常に書き足しているそうです。)

-すごい!インデックスまでついているんですね。
 38歳の若さで機関長という仕事をされている井村さんにとって、「機関長」とはどんなお仕事なのでしょうか?


(井村)この船には何人も人が乗っています。しかも逃げ場のない海の上です。
この船を見ていただいてもわかると思いますが、通常の船のようにシンメトリーな形状ではなく、重心がとても難しい船です。
船の左右前後のバランスをとるスイッチの一操作のミスでも大変なことになります。
だからこそ、常に確認する。
日々、少しの変化も見逃さない。
「トラブルが何もない」状態を保ち続けることが、最大のミッションだと思っています。
何か不具合が出た時には、スムーズに直せたら嬉しいですね。
その不具合がでないことが本質なのだと、日々言い聞かせて仕事をしています。


-非常に繊細なお仕事ですね。
 井村さんを含めご指導いただいた前機関長達に共通点などはありますか?
 また、このお仕事に向いているのはどんな方でしょう?


(井村)そうですね・・・思い出したら、みんな本好きです。
前機関長達もいつも本を読んでいました。

この仕事は、向き不向きがはっきりしている仕事だと思います。
仕事自体はあまり目立たない地味な作業が多いですし、その割にものすごいものを預かっているという責任感は必須です。
縁の下の力持ちでいいという人や、真面目に一人でこつこつできる人は向いているかな。
私としては、日本海工の未来は勿論ですが、日本の海の地盤改良の未来のためにも、若い人にぜひ入ってほしいと思っています。
海の上でもポケットWi-fiを持って入ればネットも快適につかえますよ!


-私のスマホも船の上でも繋がってます!
 インタビューさせていただきありがとうございました。
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