2020年8月5日 更新

海賊対策!?それも大事なお仕事です。

林さん(土木部機材グループ) 1997年4月入社

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-日本海工に入社されたきっかけを教えてください

(林)大学で機械工学を勉強しており、先生の紹介で日本海工を知りました。
機械そのものに関係する会社の募集が並ぶ中、海の地盤改良の会社というのはかなり異質でしたし、注目する同期もいませんでした。
他にない仕事がしたいという気持ちもあり、日本海工に入社しました。
1年目は工事部で、作業船と工事についての勉強をし、2年目に、土木部機材グループに異動し、現在に至ります。


-土木部機材グループのお仕事とは、どんなお仕事でしょうか?

(林)日本海工が保有する作業船や陸上の重機などの整備・修理などを行い、維持・管理を行う部署です。
不具合を起こした時の修理は勿論ですが、不具合を起こさず、各現場に合った装備を整えることも、とても大事な仕事です。
ですので、各作業船の船長さんや機関長さんと密に連絡を取りあって整備や修理内容をすり合わせて、必要な備品や業者などを手配したり、
電気や水道など、船員の日常生活を支えるすべてのインフラ設備に取り組んだりもしています。
日々、不具合がないことの確認と、もしトラブルが生じた場合には、迅速に解決するために動きます。

また、完全一致ではありませんが、各作業船は同じような機材を使っていますので、
起こりうる不具合を未然に防ぐために、1つの作業船で起きたトラブルは、必ず他の作業船にもシェアします。


-現場で活躍されている皆さんを、陸上から陰で支えるお仕事ということでしょうか。
 
(林)
そうですね。
実際、現場が始まれば、私たちは海の上にすぐに駆けつけることができませんので、機関長さんに一人で管理してもらいます。
そのためにも、事前に壊れない、止まらないようにしなければなりません。
私達の仕事は、不備や不足があってはいけない仕事です。
 (こういった部品なども機関長さんからの要請を受け、発...

 (こういった部品なども機関長さんからの要請を受け、発注します。)

-現場以上に現場のことを熟知していないとできない仕事のように思います。
 現場の方は、実際に作業することで覚えることができますが、林さんはどのようにして学ばれたのでしょうか。


(林)私達の仕事は、エンジンや電気などの設備のこと、作業船、重機などの保険や法律のことなど、あらゆる知識を持っていないといけない。
しかも、広く浅くではなく、広くそれなりに深く、です。
わからなければ、自分で勉強しますし、専門の方に教えてもらったりします。
ただ、最初は、何を聞いたらいいのかも、誰に聞いたらいいかもわからず苦労しました。

そのうえ、私が若い頃は作業船が今より多かったので、各作業船の機関長さんが、各々何を求めているかがわかりませんでした。
先輩を含め周囲の方や、あらゆる方に聞きまくったのを覚えています。

今では、自分の経験や、たくさんの方との良い関係性がありますので、「こんな時はどうしたらいい?」と気軽に質問できるようになっています。


-周囲の方との良い関係性を築けたのは、林さんのお人柄もあるんでしょうね。
 林さんの印象に残っている出来事を教えてください。

(林)シンガポールに作業船を持っていくのにリフトバージという海外の船を使ったのですが、
この船はほとんど日本で見ることはできない船なんです。
この時は、私も少し興奮しました。

ちなみに、通常の牽引船ではなく、わざわざコストのかかるリフトバージを使ったことには二つ理由があります。
一つ目の理由は、スピードです。

牽引船は、かなりゆっくり進むので、シンガポールまで20日ほどかかりますが、リフトバージは7~9日で着きます。
半分以下の行程というのは、かなり魅力があります。

そして、二つ目の理由、実はこちらの方が重要なんですが、海賊対策です。

牽引船の場合、作業船との距離が非常に離れていて、日中ですら作業船の状況を目視することができません。
ですが、リフトバージの場合は、作業船との距離が近く、作業船で何かあればすぐわかりますし、対応できます。
ゆっくり進む船と、早く進む船では、どちらが乗り込みやすいかは言うまでもありませんよね。
以前、牽引船で作業船を運んだ時に、中のものがごっそりと持っていかれたそうです。
牽引されている作業船には、基本的に人は乗っていませんので、人的被害はなかったとのことですが、現地について作業船の中を見た方たちの衝撃は想像に難くなかったようです。


-確かに、作業船の中になにもなかったら、現実を理解するのに時間がかかりそうですね。
 最後に一言お願いします。

 
(林)あまり他の人が体験できない仕事かなと思います。
そのため、大変なことも多々ありますが、この仕事は私にとって楽しい。
就活の時に思っていた「他にない仕事がしたい」という希望が叶っています。


-「林さんはどこにでも現れる」と、皆さんから伺いました。
 日本中を楽しそうに走り回っておられる林さんの姿が浮かびます。
 インタビューさせていただきありがとうございました。
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